アッパーマス層から転落?でも気にしない

アッパーマス層から転落?でも気にしない

トランプ大統領の関税政策などの影響で、アメリカの株式市場が不安定になり、円高傾向も続いている。

そのため、アメリカ株や全世界株のインデックス投資をしている人の評価額は、かなり下がっているだろう。

私も例外ではなく、最近だけで評価額が約200万円減少した。

昨年末にようやく資産3000万円を超えてアッパーマス層に到達したが、再びマス層に転落してしまった。

…とはいえ、まったく気にしていない。

① 全く気にならない理由

短期的に見れば資産は減っているが、FIREを目指す5年後、そして長期的には人生が終わるまでの運用を考えているので、目先の変動に一喜一憂する必要はない。

むしろ、毎月コツコツと ドルコスト平均法で積立 をしているので、株価が低迷している間は安く仕込めてラッキーだとすら思っている。

インデックス投資家が信じているのは、長期的には世界の株価は上昇し続けるということ。

実際、今までも株価大暴落は何度もあったが、その度に世界経済は強くなって復活している。

一時的な下落を気にするのは、そもそもインデックス投資の本質を理解していない証拠だろう。

② 株価は上がっても下がっても喜ぼう

インデックス投資をしているなら、どちらに転んでもポジティブに捉えるのが正解 だ。

  • 株価が上がる → 評価額が増えて嬉しい
  • 株価が下がる → 安く買えて嬉しい

むしろ、私は株価が下がった方が嬉しいくらいだ。

株価が高い時期に積立を続けると、割高な価格で買わされることになる。

一方で、下落局面では安く仕込めるため、長期的に見れば利益が増えやすい。

どっちに転んでも “おいしい” と思えるメンタルが、インデックス投資には不可欠だ。

③ リスク許容度を再確認しよう

もし今回のような下落で 「やばい…」と不安になっているなら、リスクを取りすぎている可能性が高い。

そういう人は 株式比率(現金比率)の再検討 をすべきだろう。

「我慢しながら投資を続ける」 のは間違いで、
自分が心穏やかに過ごせるリスク許容度を見極めることが大事だ。

リスク許容度は人それぞれなので、人のポートフォリオを参考にしない方がいい。

私は節約ガチ勢の実家暮らしこどおじなので、毎月10万(家に7万納入)あれば生活できるので1年間生活費として100万円強あれば十分。よって、現金は100万円強を確保し、それ以上は投資に回している。しかし、一人暮らしならばあと50万は増やすだろうし、人によっては300万ないと不安という人もいるだろう。この辺は自分と相談しながら決めるのが重要だ。

④ 今からインデックス投資を始める人は

これからインデックス投資を始める人、もしくは興味があるけど怖い人は、少額からスタートするのがオススメ。月額500円でもOKだ。

いきなり大金を入れて10%でも下がろうものなら、始めたことを後悔して撤退してしまう危険性すらある。

しかし、例えば5000円なら10%下がっても損失は500円。おそらく全く気にならないだろう。

少額ずつでも積み立てを続ければ、株価の上下動に慣れながら、長期的な上昇を実感できるはずだ。株価の動きに慣れてきたら、徐々に積立額を増やしていけば大丈夫。

⑤ 日本株の強さを再確認

今回の下落で改めて感じたのは 「日本株、意外と強くない?」 ということ。

私はインデックス投資を軸にしているが、
FIRE後の配当金+日本企業を応援する目的で、日本の高配当株も3割ほど保有 している。

(私の日本株ポートフォリオ。高配当の大企業中心)

最近は、アメリカ市場が暴落しても日本株は意外と粘る。

それどころか、アメリカ株が下がっても、日本株の評価額は微増していることすらある。

かつて「アメリカがくしゃみをしたら、日本は風邪をひく」などと言われていたが、
今や 日本企業は独自の強さを持つ時代になったのかもしれない。

実際、日本企業のPERやPBRはまだ割安な水準で、これからの上昇余地も十分にあるだろう。私も12月配当の配当金がそろそろ入ってくるので、割安水準に下がる企業があれば買い増ししたい。

まとめ

・アッパーマス層からマス層に転落したが、全く気にしていない
・株価は上がっても下がっても喜べるメンタルが大事
・リスクを取りすぎている人は、現金比率を見直すべき
・日本株は意外と強く、今後の成長も期待できる

インデックス投資家にとって、今回の下落は「いつものこと」。

長期的な視点を持ち、むしろ 「今のうちに安く買えてラッキー」くらいの気持ちでいこう。

この記事を書いた人Wrote this article

prairy

prairy 男性

実家暮らし歴10年以上の35歳。実家暮らしで趣味の車も満喫しつつ,資産3000万円を達成。サイドFIREを目指して資産形成に励んでいます。